ゴルフ開発にあたるエライ昔は、フォルクスワーゲン社ではビートルのようなRR（リアエンジン・リアドライブ）を得意としてきたんや。 せやけどダンさん1971年、今度は前輪駆動のFWDを基本とした新型車デザインをジョルジョット・ジウジアーロに発注したんや。 ジウジアーロの率いるイタル・デザインは、広い居住空間を持つ4〜5人乗りの2ボックス、2＋2クーペの2モデルをデザインしたんや。 ほんで1974年、初代ゴルフのデビューに至ったちうワケや。 ゴルフのデザイン方法では、まず快適で無駄を省いたインテリアスペースを設定してから後でボディをデザインする手順が踏まれたんや。 ビートルと比べると全長で36cm短くなっており、シンプルで四角い箱型のコンパクトなボディは当時の人には奇抜なデザインに映ったことでっしゃろ。 せやけどダンさん一見ユニークに見えたゴルフやけどアンタ、発売開始から驚くべきスピードでヨーロッパ各国に浸透していきたんや。
オノレの周囲で白煙を上げながら走っとる車がいたら心配しまんねんし、それがオノレの車やったらなおさら驚きまんねんよね。 実は空冷フォルクスワーゲン・ビートルのリアから白煙が上がる主な原因は、バルブカバーからのオイル漏れだそうや。 長く乗り続けるために日々のメンテナンスが欠かせへん空冷フォルクスワーゲンではあるんやが、そのメンテナンスを適切に行なわなければこのような突発的なトラブルを起こしたりしまんねん。 リアから白煙が上がるようなオイル漏れは、バルブクリアランス点検やらなんやらを行なりよったあとにバルブカバーをきちんと再装着しなかったために起こることが多いようや。 きちんと再装着、ちうのは、ヘッドとバルブカバーの間に挟むコルクパッキンを新しいものに替えるちうこと。 カバーを開けるたびに旧いパッキンをそのまんま使っとると、パッキンの劣化によってオイル漏れの原因になるんや。 走行時にオノレの車が白煙を上げとったら、とりあえず車を止めて、オイル漏れの原因をチェックしてみまひょ。
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